代表取締役社長

近藤 和裕

 KONDO, Kazuhiro

トップメッセージ

MESSAGE

すべてはお客さまのために
〜次世代へのメッセージ〜

すべてはお客さまのために
〜次世代へのメッセージ〜

常にお客さまの視点に立って考える。

このことが弊社を成長させ、世の中に必要な会社と認められることにつながります。

私の父 近藤友司が妻の美代子と、弊社の前身である日東物産株式会社という塗料や溶剤などの卸売会社を設立したのが、昭和39年2月。創業の日、株主の方や取引先の方を招いてささやかな会を開いたそうですが、私は母の背中に背負われていました。それから58年間、会社が存続しているのは、お客さまのおかげです。

弊社の事業は、交通安全施設の設計・工事を行う土木事業、電気設備や防災設備の設計・施工行う電気工事業、そして創業当時から続いている化学製品の卸売業になります。

交通安全施設とは、主に道路のライン、標識、ガードレールです。いずれも道路を人が使えるようにするための「ヒューマンインターフェース」と言うことができます。つまり、これらが道路に存在することで、歩行者、自転車、二輪車、自動車など、私どものお客さまが、それぞれ自分が通行するべき場所や方向を認識し、道路を「安全に」使うことができるのです。

そしてこの交通安全施設が、今後の自動運転に役立っていきます。現在実用化されつつある自動運転システムは、車が車線をはみ出さないように道路のラインを読みとっています。また、速度規制の標識を読みとり、規制速度を認識しています。つまり、地図データとの差異を読みとり、車の操舵や通行速度にフィードバックしているのです。

電気工事業の分野では、太陽光発電システムの設計・施工も手がけています。ご存じのとおり、「再生可能エネルギー」として世の中に一番多く普及しているものです。この10年ほどで電気事業者への売電価格が下がっており、設置しても自社や自宅で使用する、というお客さまが増えてきております。こういったお客さまに今後お勧めしたいのが、太陽光発電システムをカーボンクレジットとして証券化し、そこから収入を得るという仕組みです。これを活かしてお客さまのカーボンニュートラルを達成するお手伝いをしていきます。

化学製品の卸売業に目を移してみましょう。化学製品の多くは石油由来の原料から作られているものが多いです。なかには人体に有毒なものや、環境に悪影響を及ぼすものが含まれています。弊社では、これらの有害な物質をできるだけ排除し、環境に負荷をかけない製品をお客さまに勧めています。私どものお客さま、そしてお客さまが製造した製品をお使いになる人々の役に立ちたいと考えます。

常にお客さまの視点に立って考える。

これを繰り返すことことで、次世代、次次世代のお客さまに必要とされる会社になりたいと考えています。